こんにちは、darwin中村です。
今日は立冬。暦の上では冬の始まりですが
宮古島はまだまだ夏日が続いています。
それでも朝晩は涼しく、エアコンが必要のない
一番過ごしやすい季節ではないでしょうか!
今日は昨日行いましたチャーター散骨のご報告です。
まだまだ記憶に残っている方も多いと思いますが
2023年4月6日 自衛隊のヘリコプターが宮古島の海に墜落して
10名の尊い命が失われました。
私たち島民にとってもすごく衝撃的な事故で、当時は悲しみに
包まれていたことを私も覚えています。
その10名のうちの1名が「伊與田雅一さん」でした。
今日の散骨の故人様が、伊與田さんの親友だったそうです。
伊與田さんのご遺体は結局発見することができず、
死亡と判定されました。
散骨の申込みは故人様のお兄様からです。
故人様の遺言であったそうです、伊與田さんが眠る宮古島の海に
散骨してほしいと。

ご参加は2人のお兄様とお母さんです。
地元のお酒や故人様がお好きだったという甘いコーヒーなどを持参です。
献盃は故人様がお好きだったというビールです。
持参いただいたお酒やコーヒーも献上!!


そして花弁と一緒に撒いたのは、水溶性紙で折った千羽鶴です。
故人様の会社の従業員の方々が休み時間を利用して折って下さったそうです。

写真はほんの一部ですが、千羽の鶴が宮古島の海に飛び立ちました。
本当に私も感動しました!!
どれだけ人望の厚い方だったのでしょうか。
従業員の皆様の気持ちはこの鶴が運んでくれたと思います!
皆様ありがとうございました!

そしてお母様が散骨です。


故人様は昔から仲良し4人の大親友がいたそうです。
伊與田さんの事故の2日後、4人のうちのお一人が天国へ旅立ち、
事故の約2年後に故人様が旅立ち。
写真立てに写るもうお一人の親友だけが今残された形となったようですが
どうか3人の親友の分までいつまでもお元気でいてほしいと思います。
故人様のお母さんから、伊與田さんのお父さんとお母さんに
宮古島で息子の散骨をしてきますと伝えてからきたんです、
と聞きました。きっと伊與田さんのご両親もすごくうれしかったのでは
ないかと思います。
今回は私も、涙なしてではいられない散骨でした。
今回は弊社海洋散骨にご参加いただきましてありがとうございました。
宮古島のきれいな海に還る、小さなことでもご質問は
メール下さい。
宮古島散骨ダーウィン info@darwin-sankotsu.com

