こんにちは、Darwin中村真百合です。

季節が秋に移り変わってきて、風向きも北よりの風の日が多くなってきました。今日は9月の下旬に行ったチャーター散骨のご報告です。
今回は、今年初めて、伊良部島の南側で散骨となりました。

5年間の闘病の末、お亡くなりになった奥様の生前のご希望を
叶えるべく、ご主人様が今回の依頼主です。
成人されている2人のお子さんと、祖父母の5名様で出航です。

おじいさん、おばあさんは、なんとこの日のために北海道旭川から
お越しいただきました。
ご高齢のお体で長旅は本当にお疲れ様でした。

奥様が亡くなる1年以内に宮古島に2回もご旅行にきていただいたことから
宮古島での散骨が故人様のご希望だったそうです。
そして当然家族全員の希望でもあったそうです。

散骨前にいつも集合写真を撮らせていただくのですが
笑顔が素敵なご家族だこと!!!きっと亡くなった奥様も同じように
笑顔が素敵な方だったんだろうなぁと思いました。

北風の場合は、伊良部大橋の下を船がくぐっていきます!
大きいなぁ~~(゚ロ゚)

散骨場所に着き、緯度経度を測定して、花弁散布です。

そして、いよいよ、宮古島の海へ還る時です。


見送った後は、しばらく誰も口を開くことなく。
会話なく、きっとお母さんの事を皆さん
心の中で偲んでいる時間だったのでしょうか。


やがて、ご主人が、私に「ありがとうございました」と声をかけて下さって
それがさぁ帰りましょうと合図となりました。

港に船が着くと、ご長男が「母も喜んでいると思います」と。
長女さんの目には涙がキラリ。
お母さんともっともっと一緒に買い物行ったりお料理したり、彼の話をきいてもらったり、きっときっとしたかったですよね。
よくがんばったね!!これからも頑張って!!私も声を
かけずにはいられませんでした。

これからはお母さんの分までお父さんに親孝行して下さいね。
ありがとうございました。

宮古島のきれいな海に還る、小さなことでもご質問は
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宮古島散骨ダーウィン info@darwin-sankotsu.com