こんにちは、Darwinなかむらです。

4月に入ってからお問い合わせのあったご家族と
5月1日にチャーター散骨を行いました。
そもそも、故人の遺言が
「宮古島の海に還りたい」であったそうです。

故人の遺志を受け継ぐべく、ご焼骨はご家族で手配して粉骨の状態で
約半年間ご家族の手元にあったようです。

お清めのお酒は宮古島でしか入手できない泡盛です。
故人様は大変お酒も大好きな方だったそうですので
きっとこの泡盛も生前宮古島で召し上がっていたのではないでしょうか!!

当日の風向きもあり、平良港を出て、北へ向け船を走らせました。
夕日が水面に大きく映って水面が輝いていたことが印象に残りました。

やがて本日の散骨ポイントに到着しました。

まずは花弁を奥様とご子息の手で水面に撒きます。
その花弁が浮かぶ場所が海へ還る扉です。

花弁を目印に、お二人の手から故人様の粉骨が海にまかれていきます。
さすが!透視度の良い宮古島の海です。
白い粉骨が海の中へ還って行く様子がいつまでも見ることができました。

施行している私が、一番涙をぐっとこらえた場面でした。

乗船されてからも言葉数の少なかった奥様が
「お父さん喜んでるね、きっと喜んでるね」と息子さんに
声をかけていらっしゃいました。

そして私には
「遺言を果たすことができて肩の荷が下りました」と。

そして船長の長音警笛の合図で黙祷。
この写真は散骨した場所をゆっくり大きく3回まわり
最後のお別れをしているシーンです。

ぐっと涙をこらえる第二回目のシーンでした・・・。

いつまでも振り返って海をみているお二人の背中がさみしそうでもあり
約束を果たした安堵感あり。

ダイビングも好きな方だったそうです。

故人様のご冥福をお祈りいたします。

次回は、散骨後にお送りする「散骨証明書」について
ブログに綴りたいと思います。

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宮古島散骨ダーウィン info@darwin-sankotsu.com